銀杏松葉が上品で美しい、山中の蒔絵箸職人石川進の作品です。
職人:石川進
石川県山中塗の伝統工芸士。
自ら箸木地を削るからこそ出来る、使いやすい細い箸先が特徴。
丁寧な塗りで仕上げた箸は、美しさと実用性を兼ね備えた逸品です。
山中塗(石川県)
その昔木地師が移り住み、轆轤で木地を挽いたのが始まりと言われています。日本屈指の挽物木地として知られており、特に薄物挽きの木地は有名です。蒔絵(※1)の技術も発達していることから蒔絵箸や金箔を使った箸など実に独創的なお箸の多い産地でもあります。個性的で丈夫なお箸が魅力です。
※1蒔絵:漆で紋様を描き、乾かないうちに金粉や銀粉、または顔料の粉を蒔き固着させる技法。