箸先が乾漆による滑り止めになっています。黒地に忍草の蒔絵を施したお洒落な箸です。
輪島塗(石川県)
日本で最も有名な漆器で最高技術の蒔絵(※1)や沈金(※2)といった華やかな加飾が印象的な輪島塗のお箸。地元の木材・アテ(能登ヒバ)で木地を作り堅牢です。華やかさと堅牢さを兼ね備えており、軽くて口当たりもいいお箸です。
※1蒔絵:漆で模様を描き、乾かないうちに金粉や銀粉、または顔料の粉を蒔き固着させる技法。
※2沈金:漆塗りの表面に紋様を彫り、生漆を刷り込み乾かないうちに金箔や金粉を溝の中に押し込む技法。銀箔を使ったものは沈銀という。