若狭塗の伝統工芸士・羽田要一郎作の菓子箸です。
竹に若狭の伝統的な塗を施した上品な箸は、光の角度により飴色にも見えます。落ち着いた色合いの漆箸はどのような場面の菓子にも合いやすく、またしなやかで箸先が四角く滑りにくいため、日常の取り箸としてもお勧めです。
若狭塗(福井県)
福井県小浜市は日本の箸の9割近くを作っている箸の一大産地です。その小浜市に江戸時代始め小浜藩の職人が海底の様子を図案化して始めたものが若狭塗です。卵の殻・青貝・松葉・菜種などを使って海底の様子を表している箸は神秘的でもあります。色漆や金箔を重ねその上に漆を塗り重ねているため、堅牢な仕上がりとなっています。