伝統工芸士・古井正弘が古代若狭塗の伝統的な技法を駆使して制作した逸品です。
特徴的な形状にカットされた螺鈿細工と卵殻を用い、何層にも塗りと研ぎを繰り返して作られています。
持ち手の太さは1㎝を超え、長さは28㎝ととても見ごたえのあるお箸です。海外の方へのお贈り物にも喜ばれます。
若狭塗(福井県)
福井県小浜市は日本の箸の9割近くを作っている箸の一大産地です。その小浜市に江戸時代始め小浜藩の職人が海底の様子を図案化して始めたものが若狭塗です。卵の殻・青貝・松葉・菜種などを使って海底の様子を表している箸は神秘的でもあります。色漆や金箔を重ねその上に漆を塗り重ねているため、堅牢な仕上がりとなっています。